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7.182020
帽子 キャップ
キャップ
Cap
頭部にぴったりとフィットした、目びさしのない、小さなかぶりものの総称。起源は中世であるが、16世紀末までのそれは、専ら、従僕や職人などの社会的身分の低さを示すものとしてかぶられていたといわれる。これが上流人士かぶられるようになったのは、19世紀に至ってのことである。当初はあくまで郊外や戸外スポーツ用としてであり、都会でかぶられることはまずなかった。1880年代になると、キャップは硬い目びさし付きのものに改良され、1920年代以降はテニスやゴルフをはじめとするスポーツ用として一般化した。対語に「ハット」がある。